ヘルシーペットの在アメリカ仕入れ担当の山田です。アメリカは拠点がオレゴンにあり、このページのトップの写真にありますように緑と水の豊かな暮らしの中でペットたちがのんびり過ごす風景が生活に溶け合っています。アメリカでは州によってはペットの迷い子たちを引き取る制度があったり、ペット・ポリスがある自治体もあり、飼い主の責任がとても重要になっています。またオレゴン州は全米のハーブの生産の過半数を占め、人間やペット用のハーブ、そしてハーブを使ったサプリメントに関する消費者の注目が高い場所です。アメリカの獣医師の方もその意味で積極的にカラダに自然はサプリメントを処方するようになっています。アメリカでどのようなサプリメントが使われているか、ご質問がありましたらぜひメールをお寄せください。
アメリカ、ペットショップ便り
アメリカではなぜペットサプリメントがブームなのでしょうか?
ペットの熱中症
ペットを熱射病から守ろう!
犬のための散歩マナー
アメリカ、ペットショップ便り
米国で優れたペットサプリメントを仕入れています担当が面白いショップをご紹介します。(画像をクリックすると拡大します。)
ドッグ・ウオッシュ
アメリカでは自宅で大型犬を洗う場所がないため、そしてペットショップで洗ってもらうと高価なため、自分で犬を洗う場所がありそこに連れて行って洗う習慣があります。このようなショップをドッグ・ウオッシュと呼び、店内には8~12個くらいのバスタブが高い位置に設置されていて、片側から犬を入れてシャワーで洗う仕組みになっています。そしてそのバスタブの反対側には別の台が置いてあり、そこで洗ったあとの犬(タオル・ドライしたあと)を専用の低温(というか常温)ブロワーで犬の毛を乾かすのです。
シャンプー、リンス入りで小型犬で約15ドルくらい、中型犬で20ドル、大型犬で25ドルくらいです。シャワーブラシやタオルは貸してくれますし、オーナーが洗うときにつけるエプロンもタダで貸してくれます。(ポートランド価格) もちろん、猫は立ち入り禁止です。(大変なことになるでしょう。)
ペットロフト
アメリカでよく見かけるチェーン店舗のペットコ(PetCo)ではなく独立系のペットショップです。品揃えはPetCoよりも豊富でサプリメントをはじめ、さまざまなグッヅ、ケージ(犬小屋)、おもちゃ、おやつなどが置いてあります。アメリカの特徴としてこのようなショップでは馬のための商品もときどき見ることができます。
面白いのはショップの壁面に犬の足跡がペイントしてあり、かわいらしい印象です(日本でもありますか?)
ロキシードッグ
ここのお店の看板も人目を引きますね。このショップは看板にも書いてありますように(ブティック&ソシアル・サロン)、しゃれた洋服やリード、食器やソファー(ペット用です)などのさまざまな個性的なグッズを揃えたブティックと、飼い主のお出かけ時に一次預かりするサービスを“ソシアル・サロン”と名付けています。
お店のコーポレートカラーを薄紫にしている点もおしゃれですね。
シーズンズ・マーケット(食料品店)
ここは天然素材とナチュラルフードを中心とした少しオシャレなスーパー・マーケットです。肉だけでなく魚も数種類、ウインドーに並んでいますし、地元のオレゴン・ワイン(ピノノワールが有名)だけでなくヨーロッパのワインも品揃えしています。それにデリカテッセンが豊富で、お腹が空いたお客さんがゆっくりと時間を過ごしています。
この店がなぜ面白いかというと、このお店に来るお客さんのためにペットを入れておくスペースがあることで、しかもその名前が“四足の友達の待つ場所”(Four Legged Friends Waiting Area)と黄色い看板でかいてあり、思わず微笑んでしまう光景があるのです。こんな風にペットたちはしっかりと生活の中に溶け込み、“四足の友達”とか“毛皮を着た家族(Fur Family)と呼ばれています。
アメリカではなぜペットサプリメントがブームなのでしょうか?
ペットフードの問題
ペットフードは、ペット・オーナーにとっては便利で使いやすくとても人気があります。しかし、ペットに必要な栄養価の面では不十分であることも事実です。それはペットフードが、高温加工や長期保存といった条件で製造されるため、その製造工程で失われてしまう栄養素があるからです。さらに、規制されていない質の悪いたんぱく質や、すりつぶした穀類、さらに化学添加物などが“安くするため”という理由だけて含まれており、決してカラダに良い栄養分だけではないのです。
ペットサプリメントの必要性
アメリカでは獣医師たちが栄養補給のためのペットサプリメントが健康を改善し、ペットたちを病気から守ることを知っています。サプリメントを与えられたペットたちは、健康に活き活きと生活することができるのです。
健康には先ず食事が大切です。本来ペットたちは、食事から摂れる栄養素でばい菌や大気汚染、ストレスなどからカラダを守っているのです。しかしそれに必要な栄養素が不足していたりバランスが悪ければ、ペットの健康を阻害し、病気になりやすいカラダを作ってしまいます。病気になったら獣医師に相談するのはもちろんですが、ペットが長い間元気
が無かったり、毛艶やが悪かったり、お腹の調子が悪かったり、感染症にかかっているような様子でしたら、毎日のペットの食事に問題があるのかもしれません。店で売られている多くのペットフードには大切な栄養分が1つや2つ欠けていることがあります。ペットサプリメントには“不完全な食事”を“より完全な食事”に補助する役割があります。たとえあなたのペットが健康で元気でも、ペットサプリメントを与えることで、ペットフードの製造工程で失われている酵素や善玉バクテリアを補い、カラダを活性化させて健康を維持することができるのです。
また年をとったペットたちには、抗酸化作用のあるペットサプリメントが必要です。抗酸化サプリメントによって免疫システムを活発にし、消化機能や新陳代謝を高めることができます。
健康で元気なペットのために
アメリカの市場にはさまざまなカテゴリーのペットサプリメントがあります。主な成分はビタミン、ミネラル、酵素、活性酵素などで、さらに足腰の健康に役立つグルコサミンやコンドロイチンが含まれているものもあります。これらの成分はお互い相互作用をもちながらカラダに働きかけ、ペットの日々の健康維持や長生きに役立っています。サプリメン トは獣医師に通うペットたちだけでなく、運動の好きなペット、ストレスを抱えやすいペットたちのライフスタイルのサポートとして、アメリカでは大きな位置を占めています。天然素材ものを中心としたサプリメントを与え食事のバランスの改善して、ペットたちの健康なカラダをつくることが大切です。
ペットの熱中症
ペットの熱中症の危険性
人間は暑い中で汗をかいて気持ちが良くなることがありますが、ペットには大変危険です。実際、毎年多くのペットたちが熱中症で命を落としています。
ペットの体温は通常37.5度から39度前後ですが、40~41度になると脱水症状を起こすリスクが急に増えます。体温が42度に近づくと心臓発作の危険性が高まります。
心臓発作は神経システムの異常を引き起こし、ぐったりしたり倒れたりこん睡状態になります。高温による病気には熱中症、熱射病、痙攣などがありすべての動物にかかりますが、これを予防する方法もあるのです。
オーバーヒートは危険
炎天下に停めてある車内の温度は、少し窓が開いていてもすぐに70度を超えます。また蒸し暑い費のペットの運動も、水分を多めに与えたとしてもオーバーヒートします。オーバーヒートは熱中症を引き起こしがちです。オーバーヒートは大変危険なので注意と防止が大切です。どのような状態が危険を知らせるか見てみましょう。
オーバーヒートになりやすい状態
・生後6ヶ月までの子犬や子猫。
・厚い毛皮のペット、心臓や肺に障害のあるペット、鼻の短いペットなどは熱中症にかかりやすいと言えます。
・太りすぎのペット。
・運動しすぎで疲れているペット。
・病中のペットや薬を常用しているペット。
・パグ、ブルドッグ、ボストンテリアのように顔の平たいペット。
・呼吸障害をもつペット。
・熱の出ているペット。
・脱水症状のペット。
・心臓が悪かったり持病で血行のよくないペット。
・大型犬で7歳以上、小型犬で14歳以上の高齢犬。
・高齢の猫。
・心臓病のあるペット。
熱中症の症状
・息が荒くなる
・舌が赤みをおびてくる
・歯茎が赤くなったり青くなったりする
・よだれがねっとりしてくる
・元気がなくなる
・歩きたくなくなる
・ふらふらする
・ものや血を吐く
・下痢をする
・怯える
・こん睡状態となる
ペットがオーバーヒートになると、動きが遅くなり反応が鈍くなります。また方向感覚も衰えます。歯茎、舌、結膜が赤くなって息が激しくなります。吐き気が見られるかもしれません。その後、倒れたり、発作を起こしたりこん睡状態になる場合もあります。
このような兆候が見られたら緊急事態です。すぐに獣医に行きましょう。獣医に駆けつける間にも濡れたタオルや水道の水をかけて体温を下げるか、意識があれば氷の塊を口に入れて体温を下げるようにしましょう。
熱中症を防ぐために
・外気温をチェックして暑い日や湿度の高い日の戸外での運動は控えましょう。
・高温となっている場所からペットを移動しましょう。
・暑い日の午前11時から午後3時までの外出は止めましょう。
・散歩は朝や夕方の涼しいときにしましょう(ただしアスファルトの上は夕方でも高温なので避けましょう)。
・暑いときはエアコンの効いた室内か風通しの良い場所に居させましょう。
・例え窓が開いていたとしても、車内にペットを置いては絶対にいけません。車内に置かれたペットの熱中症の例 が一番多いのです。
・きれいな水と日陰がとても大切です。子犬や子猫の場合はとくにそうです。
・熱中症は春先にも起きます。体温が上昇する外気温にすぐに慣れて調整できないからです。
・暑い場所に移動したり旅行した後は、数日間は激しい運動は控えてゆっくり静養させましょう。
・戸外にいる猫には日陰があるかどうか、確認しましょう。
・室内にいる猫には家の中に涼しい場所に行けるかどうか、確認しましょう。
ペットを熱射病から守ろう!
全国のワンちゃん猫ちゃん、お元気ですか?
関東地方は入梅しましたが、まもなくやってくる夏に向けて熱対策のヒントをご案内しましょう。今回のタイトルは「ペットを熱射病から守ろう!」です。
夏は家の周りや公園でペットと一緒に過ごすことが増えますね。でも直射日光の下にいるペットは急に具合が悪くなることがあります。ペットの体調を健康に維持するためには次のポイントがヒントになります。
1)炎天下の日は、ペットとの運動は避けて木陰でゆっくりと休みましょう。反射熱との相互作用でペットの体温は急上昇して大事に至ることがありますから気をつけてください。予想以上にカラダへの負担がかかっています。
2)夏の日の散歩も要注意です。当然、日中の散歩は避けて朝の涼しい時間帯がベストです。また春先よりも散歩の時間を短くしてあげてください。夕方でも気温はあまり下がっていませんから夕方の散歩は短めに。
3)アスファルトの上の散歩で足の裏にやけどをするペットが増えています。なるべく土や芝生の上を歩かせましょう。最近流行りのペットシューズもやけど防止に最適です。
4)ペットの車内放置は危険です。30度の会気温の日は車内温度は50度にも達します。毎年、多くのペットが車内で熱死する事故が相次いでいます。
5)水はこまめに与えましょう。散歩のときは飼い主と一緒にペットにもペットボトル(シャレですね!)の水をあげましょう。道路の水は不衛生でお腹を壊す原因ですから、常にきれいな水を与えてください。
(DogChannelより抜粋)
アメリカペット事情-犬ための散歩マナー(もちろん、人間のです!)
オレゴン州ポートランドの山田です。
オレゴン州は日本の北海道の最北端とほぼ同じ緯度にありますが、冬は雪はあまり降らず雨が多い季節です。
この雨が夏になってオレゴンの山野を潤し緑豊かな大地にしているのではないでしょうか。
今回のコラムは当地の散歩のマナーを紹介させていただきます。
といってもマナーは日本と変わりません。
皆様には当然のことだと思われますが参考にされてみてください
見習うべきマナー
*毎日の散歩のときに二~三のしつけや訓練を覚えさせましょう。
*遊ばせるときには新しいおもちゃや新しい場所など、何か目新しい材料を入れてあげま
しょう。
*褒めてあげるときは言葉に明るい抑揚をつけましょう。
*新しい散歩コースへ行くときは、景色や音、におい等、楽しい刺激があるよ
うにしましょう。
*ワンちゃんの好きなものを理解してあげて一緒に楽しみましょう。
良くないマナー
*ワンちゃんが訓練でよく出来たときに無視する(あまり褒めない)こと。
*散歩のあいだ音楽や物語をテープやIPodで聞いていること。
(群れのリーダーは必ず群れの心の中に居るものです。)
*散歩や遊ばせている時に携帯電話でおしゃべりすること。
*時間がないからといって散歩中に一緒に遊ぶ時間を省くこと。
DOGFANCY 2008年1月号より